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活動報告
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| フィールド調査等を通じて | ||
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今、地域が生まれ変わろうとしています。防犯を入口としたコミュニティ(絆)の再生ですが、実効的なかたちへの道筋は、まだまだというところでしょうか。 なお、海外では、民間の安全NPO、それも若い人が、地域で積極的に生活安全に取組んでいます。その姿には感動しました。 行政の先見性、戦略性と地域自身のボトムアップ安全力の双方の条件がないと、この新事業は上手く進まないといえるでしょう。 先日は、WHO協働センターが認定した台湾の安全・安心まちづくりを見てきました。 まちづくりのいろいろなヒントを持ち帰りましたが、根拠ある安全対策を進めようとしているところが、日本には無いやり方でした。 次に、子どもの安全の構造的問題は、潜在的加害者層のふくらみ、潜在的被害者である子ども自身の安全力の低下、守るべき家庭の教育力・地域コミュニティの安全力・学校の職員の安全力の低下など、実態を知れば知るほど深刻です。 政府が、通学路の安全をふくめ緊急対策を講じており、部分的に改善が図られているものの、大人社会の歪や怠慢が、いたいけな犯罪弱者の子どもにしわ寄せになっている現場をみると、胸が痛みます。 また、家庭の教育の問題、ゲームやネット障害は海外でも指摘されていますが、今、子どもの心的空間の非安全化が進んでいます。目に見えにくいので、一層、深刻です。生活活動空間の安全と同時に、こころの安全空間を拡張してあげなければ、子どもたちは窒息します。 学校の安全を考える時、明治政府が学校制度をつくる前の明治2年に、京都で町衆の浄財でつくった番組小学校(全64校)は、地域の完全自助によるもので、コミュニティルーム(まちの集会所)のほか、火のみ櫓(消防署)、今にいう保健所、交番(警察)がおかれ、小学校は、まさにまちの中心でした。これが自治の精神です。小学校は、村の鎮守と同じでした。 こんなに、子どもたちに優しかった日本人は、一体どこへ行ってしまったんでしょうか。 われわれは、今こそ、原点に戻って、地域や子ども、家庭を、もっと当たり前の世界、普通の常識の世界に戻すべきです。 (記)日本市民安全学会会長 石附弘
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